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日本統計協会とは
ごあいさつ
日本統計協会は、統計の発達・普及に寄与することを目的とする一般財団法人です。我が国における統計調査の発展とともに歩んできた長い歴史を有しており、これまで代々の協会関係者の果たしてきた重要な役割を継承すべく、さまざまな取り組みを行っています。
本協会では、その目的を達成すべく、(1)公的統計に関わる情報の提供、(2)統計に関する知識および技術の普及、(3)統計理論および統計技術に関する調査研究、などの活動に取り組んでいます。
職員全員が、その能力を十分に発揮できる環境を作り、強い使命感を持って皆様から信頼を得られるよう体制整備に努めますので、皆様から一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2023年10月
一般財団法人 日本統計協会
理事長 川崎 茂
長い歴史と伝統の日本統計協会
日本統計協会は、明治初期からの長い歴史を持つ組織です。その前身は明治9年(1876年)に設立された表記学社と明治11年(1878年)に設立された製表社です。これらの創設に当たっては、杉亨二を中心とする我が国統計の先駆者が数多く関わっています。
表記学社(その後、スタチスチック社、統計学社と改称)は、統計講談会(研究集会)の開催のほか、「スタチスチック雑誌」、「統計学雑誌」の編集・刊行など統計の理論的研究を中心に活動していました。一方、製表社(その後、東京統計協会と改称)は、「統計集誌」を編集・刊行するほか、統計懇話会、統計講話会の開催、統計書の刊行など統計情報の提供に重点を置いて活動し、明治35年(1902年)に社団法人となりました。
両団体は、統計の理論や技術の進歩に大きな貢献をしたほか、国勢調査実現のための促進運動や多くの統計家の育成を通じて統計の発展にも寄与しています。
昭和19年(1944年)に、統計学社と東京統計協会は合併して財団法人大日本統計協会となり、さらに昭和22年(1947年)にその名称を日本統計協会と改めました。財団・社団法人改革をうけて、平成25年(2013年)に一般財団法人となり今日に至っています。
沿革
明治 9年(1876) | 表記学社設立 社長杉亨二 |
明治11年(1878) | 表記学社をスタチスチック社と改称 製表社設立 杉亨二他14名の会員組織 |
明治12年(1879) | 製表社を統計協会と改称 |
明治13年(1880) | 統計協会「統計集誌」を創刊 統計協会を「東京統計協会」に改称 |
明治16年(1883) | スタチスチック社 共立統計学校を設立 |
明治19年(1886) | スタチスチック社 講談会を開始 共立統計学校 スタチスチック社から東京統計協会へ移行 スタチスチック社「スタチスチック雑誌」を創刊 |
明治25年(1892) | スタチスチック社を統計学社と改称、「スタチスチック雑誌」を「統計学雑誌」と改称 |
明治27年(1894) | 東京統計協会 統計懇話会を開始 |
明治29年(1896) |
統計学社および東京統計協会有志、代表者渡辺洪基の名をもって、 「明治三十三年民勢調査施行ノ請願」(明治33年(1900)国勢調査施行の請願)を 貴族院・衆議院両院議長に提出 |
明治30年(1897) | 統計学社 統計懇話会を開始 |
明治32年(1899) | 統計学社および東京統計協会協賛 統計講習会を開始(専修学校にて) |
明治35年(1902) | 東京統計協会 統計講話会を開始 |
昭和17年(1942) | 東京統計協会 統計講習会を開始 |
昭和19年(1944) | 統計学社および東京統計協会合併 大日本統計協会設立 「大日本統計協会雑誌」を創刊 |
昭和22年(1947) | 大日本統計協会を財団法人日本統計協会に改称、「大日本統計協会雑誌」を「統計」に改称 |
昭和24年(1949) | 日本統計年鑑を創刊 |
平成25年(2013) | 財団法人を一般財団法人に変更 |
役員名簿
理 事
理事長 | 川崎茂 | 滋賀大学データサイエンス・AIイノベーション研究促進センター特別招聘教授 |
専務理事 | 井波哲尚 | |
會田雅人 | (公財)統計情報研究開発センター専務理事 | |
椿広計 | 統計数理研究所長 | |
津谷典子 | 慶應義塾大学教授 |
監 事
引頭麻実 | 東京ガス㈱社外取締役 | |
飯島信也 | 元総務省公害等調整委員会事務局長 |
評 議 員
国友直人 | 東京大学名誉教授 | |
西郷浩 | 早稲田大学教授 | |
須江雅彦 | 滋賀大学副学長 | |
中村洋一 | 法政大学教授 | |
山口美智子 | 立正大学教授 |
機構図
所在地
一般財団法人 日本統計協会
・所在地 : 〒169-0073東京都新宿区百人町2-4-6 メイト新宿ビル6階
・電話番号 : 03-5332-3151
・FAX番号 : 03-5389-0691
・E-mail : jsa@jstat.or.jp
・交通アクセス : JR山手線「新大久保」駅下車徒歩1分
事業内容
統計情報の提供
政府統計書、総合統計書などの書籍を提供しています。
1. 政府統計書
- 人口・労働
・国勢調査
・人口推計
・住民基本台帳人口移動
・就業構造基本調査
・労働力調査 - 家計・物価
・全国家計構造調査(全国消費実態調査)
・家計調査
・家計消費状況調査
・小売物価統計調査
・消費者物価指数 - 住宅・社会
・住宅・土地統計調査
・社会生活基本調査 - 企業・事業所
・経済センサス – 基礎調査
・経済センサス – 活動調査
・科学技術研究調査
・個人企業経済調査
・サービス産業動向調査
2. 総合統計書
- 日本統計年鑑
- 日本の統計、世界の統計、Statistical Handbook of Japan
- 社会生活統計指標、統計でみる都道府県のすがた、統計でみる市区町村のすがた
- 統計でみる日本、新版日本長期統計総覧
3. 統計書籍(協会企画・編集)
- データ分析のための統計学入門 原著第4版 ”OpenIntro Statistics Fourth Edition”
- gacco補助教材スタディノート
・統計学Ⅰ: データ分析の基礎
・統計学Ⅱ: 推測統計の方法
・統計学Ⅲ: 多変量データ解析法
・社会人のためのデータサイエンス入門
・社会人のためのデータサイエンス演習
・誰でも使える統計オープンデータ
・大学生のためのデータサイエンス(Ⅰ)
・大学生のためのデータサイエンス(Ⅱ)
・大学生のためのデータサイエンス(Ⅲ) - 統計教育書
・初めて学ぶ統計
・統計データの理論と実際
・生徒のための統計活用 ~基礎編~
・指導用 生徒のための統計活用 ~基礎編~
・高校からの統計・データサイエンス活用 ~上級編~
・指導用 高校からの統計・データサイエンス活用 ~上級編~ - 統計制度・歴史
・統計制度論
・日本統計発達史
・日本統計史群像
・欧米統計史群像 - 統計分析手法
・標本調査の理論と実際 - 統計実証分析書
・GDP統計を知る – 大きく変わった国民経済計算
・公的統計の現代的意義並びに作成技法及び利用の高度化に関する研究
・Income distrbution in Asian regions
・失われし20年における世帯変動と就業異動
・統計と地図でみる東日本大震災市町村のすがた
・ワーク・ライフ・バランスと日本人の生活行動
・日本を彩る47都道府県と統計のはなし - その他
・統計調査を安全・スムーズに行うために – 統計調査員安全対策・応用マニュアル –
・その他30点
4. 月刊統計書
- 月刊誌「統計」
研究・啓発事業
統計セミナーの開催、懸賞統計論文の募集、統計研究助成などの事業を行っています。
1. 統計セミナー
一般統計利用者を対象に、時宜にあったテーマを取り上げた統計セミナーを実施しています。
2. 懸賞統計論文を募集
統計データの利活用の啓発を目的として、生徒、学生から「懸賞統計論文」を募集し、優秀論文に対して表彰しています。
- 2024年度 統計データ分析コンペティション論文募集要項
- 2023年版 受賞者及び受賞論文の概要
- 2022年版 受賞者及び受賞論文の概要
- 2021年版 受賞者及び受賞論文の概要
- 2020年版 受賞者及び受賞論文の概要
- 2019年版 受賞者及び受賞論文の概要
*統計センターHP:https://www.nstac.go.jp/use/literacy/statcompe/
3. 統計研究に対する研究費用の助成
統計の進歩発展に寄与するため、公的統計に関する研究に対して研究費用を助成しています。
4. 「統計活動奨励賞」の授与
我が国の統計について、先駆的な活動に積極的に取り組み、当該活動を通じて統計の進歩発展に多大な成果を挙げた人または団体に対して顕彰しています。
5. 研究会の開催
各種の研究会を開催しています。
6. 国際協力
各種の国際協力事業を行っています。
お問い合わせ
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メールでのお問い合わせ
個人情報保護方針
当協会が行う事業において取り扱う個人情報については、その重要性に鑑み、個人情報保護方針を以下のように定め、適切な保護に努めます。
* 個人情報の取得・利用・提供
個人情報保護のため、個人情報の取得、利用、提供を定めた内規を遵守し、適切に取り扱います。
* 個人情報の適正管理
個人情報への不正アクセス、紛失、破壊、改ざん及び漏洩などの予防並びに是正に努めます。
* 法令遵守
個人情報保護に関する法令及びその他の規範を遵守します。
* 継続的改善
個人情報保護のための体制を適切に維持するとともに、継続的に改善に努めます。
下記の窓口までご連絡をお願いいたします。
一般財団法人 日本統計協会
所在地 : 〒169-0073東京都新宿区百人町2-4-6 メイト新宿ビル6階
電話番号 : 03-5332-3151
FAX番号 : 03-5389-0691
E-mail : jsa_atmark_jstat.or.jp
「_atmark_」を「@」に置き換えて送信してください。